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パリは、1884年、アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックがジャン・アドリアン・フィリップと出逢い、そこから歴史が生まれた街であるという意味から、パテック フィリップにとって特別の重要性を持っています。しかしフィリップ・スターン氏がジュネーブ以外の最初のサロンを開設することを決定したのは、1986年のことでした。当初はモンテーニュ通りという、プレステージ溢れる、しかし主としてオートクチュールの集まる地域に位置していました。
1995年、サロンは、現在の所在地であるヴァンドーム広場に移転しました。世界有数のラグジュアリーな広場であるだけでなく、宝飾と高級時計に捧げられたエリアの中心という意味で、理想的な立地条件を備えています。2009年9月、パリ・サロンは洗練され、彫刻で飾られ、新しく改装されたその姿を現しました。パテック フィリップはこのイベントを記念し、これまでの前例を破り、初の婦人用クロノグラフをこの機会に発表しました。それまで、パテックフィリップのニューモデルは、常にスイスで発表されるのが習わしだったのです。
パリ・サロンはジュネーブ・サロンに見られる印象的なエレガンスを持っています。世界的に有名な広場の一角を占める建物の、窓の並ぶファサードは控え目で、その印象は大使館に近いものがあります。しかし一歩中に入ると、そこは宝石箱の中のようです。見事にデザインされた家具調度と壁は、アール・デコ最盛期のオリエント急行に見られた客車の豪華な内部装飾を思わせます。テーブルランプからは温かくソフトな光が溢れ、豪華なシャンデリアの照明が部屋を満たし、格式を重んじる精神がそこはかとなく感じられます。
中二階へ行く階段の様式化され、カーブした錬鉄は、時を超越した雰囲気を強調しています。このアール・デコ風インテリアの魅力的で特異な雰囲気は、フランス美術史への言及によって訪問客を楽しませ、ファサードのほとんどが歴史的建造物に指定されているヴァンドーム広場のアーキテクチャーとの一貫性を生み出しています。しかし何より、息子のために時計を購入する父、愛用のTwenty~4のアフターサービスのために立ち寄るシックな婦人など、誰もが温かく歓待される雰囲気がここにはあります。
Patek Philippe Salons
4月1日(月曜日), 5月1日(水曜日), 5月8日(水曜日), 5月9日(木曜日), 5月20日(月曜日), 8月15日(木曜日), 11月1日(金曜日), 11月11日(月曜日), 12月25日(水曜日), 2025年1月1日(水曜日).
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