パテック フィリップのタイムピースのライフサイクルは、開発と同時に始まり、世代を超えてその製品が存在し続ける限り、継続します。
オーバーホール、修理、または修復が必要となる前に、定期的なサービスをお受けになることは、時計の長寿命のために重要です。パテック フィリップ正規サービスセンターのみが、きわめて厳格な品質規準によりこれを行うことを許されています。
- クォーツと機械式タイムピース(手巻または自動巻)は5年毎にオーバーホールが必要です。しかし通常、バッテリーの寿命は2年か3年ですので、クォーツウォッチは、電池交換のために、より頻繁に正規サービスセンター、またはエッセンシャル・サービスがご利用可能な正規販売店にお持ちいただく必要があるでしょう。
- 手巻ウォッチは、毎朝ぜんまいを巻上げることをお薦めします。これによりムーブメントの円滑な機能が保証され、衝撃や着用姿勢の変化の影響を受けにくくなります。
- 自動巻ウォッチは、いっぱいに巻上げられた状態では、38〜48時間連続して作動し続けます(特殊なモデルは除く)。着用しなかったため時計が停止した場合は、数回リュウズを回して巻上げれば、作動し始めます。
- 防水性能は、ケースに装着された多数のシーリング・リングにより、ほこりや湿気からムーブメントを保護しています。毎年一度、正規サービスセンター、またはエッセンシャル・サービスがご利用可能な正規販売店にタイムピースの防水検査をご用命いただくようお薦めいたします。防水検査は、短時間でできる簡単な検査です。
- 革バンドは、水と接触したり日光に長時間当ると、劣化が早まる場合があります。革バンド付の時計は、革を休息させるため、就寝時は手首から外してください。なお革バンドは製品保証の対象外です。
- 取扱い説明をよくお読みいただき、お手入れをなさってください。
- 手首のサイズに合わせて、ブレスレット/バンドの長さを合わせてご使用ください。
- 時計と同じ側の手首に他のジュエリーを着用しないでください。
- 温度変化の激しい場所でのご使用は避けてください。
- 激しい振動を与える場所でのご使用は避けてください。
- 激しい衝撃は避けてください。
- 精度に影響を与えたり、停止したりする場合がありますので、機械式タイムピースを磁気にさらすことは避けてください。
- 操作後はリュウズとプッシュボタンを元の位置に戻し、ねじ込み式の場合は、ネジを締めてください。
- 水中、またはタイムピースが濡れた状態で調整、プッシュボタン、リュウズの操作を行わないでください。
- 海やプールで使用した後は、真水で水洗いをしてください。