有用なコンプリケーション
特許取得の年次カレンダーは1996年に発表され、約25年間にわたり、マニュファクチュール パテック フィリップの偉大な成功物語となっています。新世代の時計愛好家にアピールするように設計された、特許取得の年次カレンダー機構は、より求めやすく、革新的でユーザーフレンドリーなコンプリケーションを提供しました。
特許取得の年次カレンダーは1996年に発表され、約25年間にわたり、マニュファクチュール パテック フィリップの偉大な成功物語となっています。新世代の時計愛好家にアピールするように設計された、特許取得の年次カレンダー機構は、より求めやすく、革新的でユーザーフレンドリーなコンプリケーションを提供しました。
独創的な年次カレンダーは、マニュファクチュール パテック フィリップのフラッグシップ・モデルのひとつとなっています。このコンプリケーション機能は、月末が30日と31日の月を自動的に判別し、毎年1回、2月28日または29日から3月1日にかけてのみ日付調整が必要です。
マニュファクチュール パテック フィリップによる特許取得の年次カレンダーは、《有用なコンプリケーション》のファミリーに属しています。それは、毎年5回、月末が31日でない月の終わりに日付調整の必要なシンプル・カレンダーと、まったく調整を必要としない永久カレンダーの間に位置しています。年次カレンダーは、1年に1回、2月末にのみ日付調整が必要です。
1996年春、パテック フィリップは新しいコンプリケーション、年次カレンダーを発表し、センセーションを引き起こしました。年次カレンダーはその後、発表された年のスイスの《ウォッチ・オブ・ザ・イヤー賞》を受賞しました。美的、技術的なクオリティに加え、年次カレンダーは、《有用》で使いやすく、時計製作の世界にこれまでなかった新しいコンプリケーションを提供しました。
年次カレンダーを備えたキャリバー315 S QAは、イエローゴールド仕様の5035モデルに搭載されて最初に発表されました。年次カレンダー・コレクションは、続々とニューモデル、さらに年次カレンダー機能に他のコンプリケーションを組み合わせたモデルを加えて進化してきました。
2005年から2008年にかけて、画期的な新しい技術革新を特徴とする3つのパテック フィリップ・アドバンストリサーチ・タイムピースに年次カレンダー機構が搭載されました。
アドバンストリサーチ部門は、ニューテクノロジーと新素材の研究開発を目的として創設されました。時計製作における技術開発への当社の継続的な取り組みを体現しています。
パテック フィリップ・アドバンストリサーチ年次カレンダー5250モデル
2005年に発表されたホワイトゴールド仕様の5250モデルは、最初のアドバンストリサーチ限定製作モデルでした。
この100個限定製作のモデルは、スイスレバー脱進機に革新的なシリコン・ガンギ車を採用した、キャリバー315 S IRM QA LU SI®を搭載していました。
パテック フィリップ・アドバンストリサーチ年次カレンダー5350モデル
2006年、パテック フィリップは、ローズゴールド仕様の第2の限定製作アドバンストリサーチ年次カレンダー5350モデルを発表しました。
Silinvar®製の新しいSpiromax®髭ぜんまいを備えたこのモデルは、300個限定製作されました。自動巻ムーブメント、キャリバー324 S IRM QA LUは年次カレンダー、ムーンフェイズ、パワーリザーブ表示を備えていました。
パテック フィリップ・アドバンストリサーチ年次カレンダー5450モデル
5250および5350モデルに続き、2008年、5450モデル(プラチナ仕様、300個の限定製作)が発表されました。
自動巻ムーブメント、キャリバー324 S QA IRM LUは、シリコン素材Silinvar®製の新しいPulsomax®脱進機(ガンギ車とアンクル)、ムーンフェイズとパワーリザーブ表示を備えていました。
最も有用なコンプリケーションとしての人気を反映し、年次カレンダーは、20年以上にわたってパテック フィリップの現行コレクションにおいて欠かせない地位を占めてきました。年次カレンダー・コレクションには、さまざまなデザインの表示、ニュアンス溢れるスタイル、エレガントなライン、最高の素材、精緻な仕上がりが組み合わされています。
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