年次カレンダー・レギュレーター5235モデル
マニュファクチュール パテック フィリップのウェブサイトpatek.comに最近、新しいセクション、パテック フィリップ・テクニカル・ニュースが加わりました。その目的は、明確に構成され、容易に理解できるエキサイティングな動画を通じ、最も洗練された時計のメカニズムをデザイン、機能の両面から深く理解していただくことです。
レトログラード日付表示付永久カレンダー、ミニット・リピーター、トゥールビヨン、回転する星座表(天空星座図)など、スカイムーン・トゥールビヨン6002モデルに搭載されたグランド・コンプリケーション・メカニズムを特に掘り下げて解説した第1回エピソードに続き、パテック フィリップ・テクニカル・ニュース第2回エピソードは、独自性溢れる文字盤を備えたユニークなデザインのタイムピース、年次カレンダー・レギュレーター5235モデルをテーマとしています。バーゼルワールド2019では、ローズゴールド・ケースに、縦方向にサテン仕上げを施した2トーンのグラファイト・ブラック文字盤を備えたニューバージョンが発表されました。
解説は、このモデルにインスピレーションを与えた、《レギュレーター》と呼ばれる歴史的な高精度時間測定機器から始まります。このモデルは、センターに大型サイズの分針、12時位置に時サブダイヤル、および6時位置に秒サブダイヤルを備えています。Silinvar®製のPulsomax®脱進機とSpiromax®髭ぜんまいからなるハイテク調速装置の解説がこれに続きます。パテック フィリップ・アドバンストリサーチ部門が開発したこの2つは、高い計時精度と比類のない信頼性を兼ね備えています。1996年にパテック フィリップが特許を取得した年次カレンダーの特長も紹介されます。この完備したカレンダーは、1年に1回のみ、日付調整が必要です。
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