グランドソヌリを最も純粋に体現し、プティットソヌリとミニット・リピーターも搭載したパテック フィリップ最初の腕時計を発見してください。
キャリバーGS 36-750 PS IRMは、703個の部品数を考えると、このように複雑な機構としてはきわめてコンパクトでです(直径37 mm、厚さ7.5 mm)。
このムーブメントは、ひとつはムーブメント用、もうひとつはチャイム機構用の2組のツインぜんまいを搭載しています。この構成によってムーブメントは72時間、チャイム機構は24時間のパワーリザーブが実現されています。
チャイム機構のツインぜんまいに蓄えられたエネルギーのおかげで、24時間で合計1,056回、ゴングを打つことができます。
パテック フィリップは、ジュネーブ時計製作の伝統に完璧に準拠し、創業当初からチャイム・ウォッチの製作を開始しました。
創業から4か月後の1839年9月、マニュファクチュールは、この種の最初のタイムピースを販売台帳に記載しました。それはリピーターを搭載した懐中時計でした。
今日パテック フィリップは、リピーターのみのモデル、他の複雑機能(トゥールビヨン、永久カレンダー、クロノグラフ、ワールドタイムなど)と組み合わされたモデルを合わせて12点ほどのモデルを製作しており、これは世界で最も広範なレギュラー生産されるミニット・リピーター腕時計のコレクションとなっています。